ボローニャのアルゼンチン人 FW であるサンティアゴ・カストロ(20 歳)は、“次のザークツィー” と呼ばれるべき存在かもしれません。イタリアの『カルチョメルカート』が報じています。
昨季の大きな躍進を受け、指揮官とセンターラインを売却したボローニャ。その中で、エースであったオランダ代表 FW のジョシュア・ザークツィーはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、新たな舞台で活躍し始めました。
その後釜を担うことになったのが、本題のカストロです。
U - 23 アルゼンチン代表として、パリ五輪南米予選の通過に貢献したストライカーです。母国のリーグで多くの実績を残す前に、将来性を見込んだボローニャが今年 1 月に獲得した 20 歳の若手選手です。
ある程度ザークツィーの売却も予想されていた補強ということらしく、昨季終盤のユヴェントス戦でカルチョ初ゴールを決めた後、今季は開幕からスタメンを確保しています。第 4 節からは 3 試合連続でゴールを決めており、勢いを増しています。
昨季後半の “見習い期間” を経て、リーグやチームにしっかりと馴染んだように見えるカストロ。ボローニャの次の試合が CL でのリバプール戦(A)ということもあり、もしアンフィールドでもゴールを決めることができれば、トップクラブからの注目も必然的に増えるでしょう。
ボローニャは今年 1 月、カストロの獲得にベレス・サルスフィエルドに 1200 万ユーロ(約 19 億円)を支払いましたが、将来的な価値アップも見込んでの補強だったということです。彼の活躍によって価値が高まれば、いつかどこかで売却される予定とのことです。