【欧州・海外サッカーニュース】GK の鈴木彩艶が所属するパルマのファビオ・ペッキア監督が、日本時間 10 月 1 日のセリエ A 第 6 節、パルマ対カリアリの前日会見に出席し、チームの意気込みや戦略について語りました。
今シーズンの開幕戦でフィオレンティーナと引き分け、強豪ミランに勝利を収めるなど、昇格組のパルマは注目を集めています。ナポリやウディネーゼとの対戦では、終盤に逆転を許して敗れたものの、前節のレッチェ戦では、後半アディショナルタイムに 2 得点を挙げて 2 対 2 のドローに持ち込み、チームの底力を見せました。
そんな中、ファビオ・ペッキア率いるチームは日本時間 10 月 1 日、4 試合ぶりの勝利を目指して、ダヴィデ・ニコーラ率いるカリアリをホームに迎えます。パルマの指揮官は前日会見で強い意欲を表明しました。
「レッチェ戦ではリードを奪われましたが、諦めることなく、自分たちのプレーのアイディアを貫けたことが最も重要でした。チームはプレーのアイディアだけを考え、試合終了 4 分前には不可能に見えた結果を手に入れることができました」
「カリアリ戦では、スピードある攻撃でゴールを挙げられるよう、クオリティの高いプレーを見せなければなりません。自分たちの武器を信じるべきです。試合中には相手に押し込まれる時間帯もあるでしょうが、その状況に対応していきたいと思います」
「カリアリは経験豊富で、フィジカルにも強く、優秀な指揮官のもとで練磨されています。相手と同じレベルのプレーが求められるでしょう。この試合には様々な要素がありますが、最終的には他の試合と同じ 3 ポイントがかかっています。自らのポテンシャルを最大限に引き出してプレーしたいと思います。いくつかミスを犯すリスクはありますが、選手たちには粘り強く、スピードあるプレーを求めます」
パルマでは、オーストラリア代表 DF のアレッサンドロ・チルカーティがひざ十字じん帯断裂の重傷を負い、長期離脱となりました。また、前節で退場したマッテオ・カンチェリエリも出場停止となり、チームは厳しい状況に直面しています。パルマの指揮官はこう説明しました。
「全てのポジションにおいて、常に疑問点はあります。現在、選手が何人か不足している状況ですが、さらに問題を引き起こす者はいません。チームとして、この非常に特殊な時期に立ち向かうためのエネルギーを見つけなければなりません」
