今夏のプレシーズンマッチ直前に、膝の怪我で離脱したアーセナル所属のサッカー日本代表 DF の冨安健洋。今回も怪我が長引いており、今シーズンまだ試合に出場することができていません。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は現地時間 27 日、苦境にある冨安に対して厳しい評価を下していました。
今シーズンプレシーズン中の怪我で出遅れた冨安は、まだ復帰できておらず、試合にも出場していません。夏の移籍市場でボローニャからイタリア代表 DF のリッカルド・カラフィオーリが加入したことや、怪我で離脱していたオランダ代表 DF のユリエン・ティンバーが復帰したことで、冨安のアーセナルにおける立場も危ぶまれつつあります。
そんな冨安については、今夏からセリエ A の王者であるインテルやユヴェントス、ナポリなどが関心を示していると報じられていました。1 月にもこれらのクラブが獲得に動く可能性があると報じられていましたが、英メディア『FootballInsider』によると、冨安はアーセナルに残留する考えであることが伝えられています。
『スポーツ朝鮮』は、「ガラスの体。日本代表選手がアーセナル残留を決心。セリエ A 優勝チームを拒絶した」と題して、「冨安はチームに残りたいかもしれないが、アーセナルは異なる考えを持っているかもしれない。怪我から戻っても、クラブでの立場はますます難しくなっている」と、補強選手や怪我人の復帰によって冨安の重要度が下がっていることを指摘しました。
そして、「CB はサリバとガブリエウが立場を確立している。両選手のうち 1 人が抜けたとしても、カラフィオーリが優先されるだろう。右 SB でもベン・ホワイトがいるためすでに主力ではない。左 SB にはティンバーとジンチェンコがいる。最大の問題は怪我だ。冨安が良い選手であることは誰も否定しない。しかし、アーセナルに移籍してから健康にシーズンを終えたことはない」と、やはり怪我の問題が大きな課題になっていると強調していました。