【欧州・海外サッカーニュース】日本代表 GK の鈴木彩艶が所属するパルマは、日本時間 22 日のセリエ A 第 5 節のレッチェ戦で、最後の最後まで戦い抜き、2 対 2 の引き分けに持ち込み、ファビオ・ペッキア監督から選手たちに高い評価を得ました。
【動画】鈴木彩艶出場！パルマがレッチェに対して衝撃の同点劇を繰り広げる
直近の 2 試合のリーグ戦で、ナポリやウディネーゼとの対戦で終盤に逆転を許し、2 連敗を喫したパルマ。日本時間 22 日、ルカ・ゴッティ率いるレッチェと敵地で対戦に臨みました。試合は両チームに退場者が出るなどの乱戦展開となり、一時は 2 点のリードを失いましたが、後半アディショナルタイムに 19 歳のアナス・ハジ・モハメドのアシストから、アントワーヌ・エノーのセリエ A 初ゴールなどで 2 対 2 と追いつき、貴重な 1 ポイントを獲得しました。
指揮官のファビオ・ペッキアは試合終了後、『DAZN（ダゾーン）』のインタビューに応じ、選手たちが一丸となって獲得した勝ち点に対して満足感を示しました。
「この試合の終盤は本当に素晴らしかった。選手たちにとってぜひともご褒美になってほしい。チームは最初から最後まで素晴らしい試合をしていたと思う。相手にリードを許してしまったけれども、チームはパフォーマンスやクオリティ、様々な点で素晴らしい仕事をしてくれた。セリエ A デビューで同点弾の主役となったアナスとエノーの 2 人の活躍もとても嬉しく思っている。とても満足している」
また、パルマの指揮官は、出場停止明けで 2 試合ぶりにゴールマウスを守った GK の鈴木彩艶の貢献にも言葉を費やしています。記者会見で「鈴木は 2 回のカウンターシーンで極めて優秀なプレーをしていたことをはっきりと目にした」と語ったほか、イタリアメディア『Sky Sport』のインタビューでも高い評価を与えました。
「鈴木のセーブがチームに勢いを与えたという？ 私もピッチ上で見ていて、後で何かのチャンスが訪れると感じていた。鈴木は本当に優秀だった。みんなで勝ち取ったドローだ。GK の出番はほとんどなかったけれども、彼は終盤で決定的な役割を果たした」
