【欧州・海外サッカーニュース】ミランは、日本時間 28 日のセリエ A 第 6 節ミラン対レッチェ戦で 3 対 0 と大勝し、リーグ戦 3 連勝を果たしました。パウロ・フォンセカ監督や FW のアルバロ・モラタらは、試合終了後の『DAZN（ダゾーン）』のインタビューでコメントを行いました。
開幕直後にトリノと引き分け、GK の鈴木彩艶が所属するパルマに敗北するなど、スタートが遅れたミラン。一時期は主力のラファエウ・レオンとテオ・エルナンデスのミランらしくない行動も問題視されていましたが、パウロ・フォンセカ率いるチームは代表ウィーク明けのヴェネツィア戦で今シーズン初勝利を収めると、王者インテルとのミラノダービーを制して懐疑論を払拭し、日本時間 28 日のレッチェ戦では、前半終盤に 3 得点を奪って 3 対 0 で完勝しました。
指揮官のフォンセカは試合終了後、『ダゾーン』のインタビューでチームのパフォーマンスを分析しました。
「ダービーのおかげで、選手たちやファンの間に自信が生まれました。ダービー直後の今日、勝利を収めることが非常に重要でしたが、選手たちは真剣な試合を展開しました。全てが完璧とは言えませんが、良い局面があり、良い攻撃も見られました。そして無失点で終えたことも重要でした」
「相手は低い位置でブロックを組んで守るので、難しい試合になることはわかっていました。このチームは、今日のように引いて守る相手に対する戦い方に慣れていません。スペースが狭いところで、どのポジションを取り、どのタイミングを待つべきかを改善していく必要があります」
続いてミランの指揮官は、右サイドから中央へ切り込むことで、まるで “本物のストライカー” のようなパフォーマンスを見せ、43 分に決勝点の 3 点目を決めたクリスティアン・プリシッチについて言及しました。
「クリスティアンは、このようにプレーする方がより関わりやすく、より効果的です。必ずしも彼が中に入るわけではなく、サイドに移動することもあるでしょう。しかしゴールに近い位置でプレーすれば、今日のようにゴールを決められるでしょう」
アルバロ・モラタは、新しいヘアスタイルの坊主頭で試合に登場。38 分にテオのアシストで先制点を挙げ、チームメートたちから祝福を受けました。スペイン代表 FW は『ダゾーン・イタリア』のインタビューにテオと共に出席し、得点について「テオはいつも僕にボールをくれないので、彼のアシストだとは気づいていなかったよ」と冗談を交えて語りました。すると、ピッチリポーターから新しいヘアスタイルについて質問がありました。
フランス代表 DF が「かっこいい髪型になったね」とコメントすると、モラタは「触ると気持ちいいんだ」と明かしつつ、「でも僕たちは勝利に満足しています。この調子で続けていきたい」と次の試合を見据えました。
試合情報
フィオレンティーナ vs ミラン
試合時間：2024 年 10 月 7 日（月）日本時間 3:45
会場：スタディオ・アルテミオ・フランキ
