鈴木彩艶がフル出場で戦ったパルマだが、カリアリに対して敗北し、今季の初勝利を逃してしまう…【セリエ A】

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鈴木彩艶が所属するパルマは 9 月 30 日、セリエ A 第 6 節でカリアリと対戦し、2 対 3 の敗北を喫しました。鈴木は試合を通して出場しています。

4 試合ぶりの勝利を目指すパルマが、今シーズンのリーグ初勝利を狙うカリアリを自らのホームで迎えたこの試合では、パルマの GK 鈴木彩艶が 2 試合連続で先発出場しました。

試合開始直後、パルマはピンチに陥ります。カリアリは 6 分に、ヴィオラの右からのコーナーキックをファーサイドのルペルトがヘッドで受け、左ポストに当たったボールをゴール前のミナが押し込みましたが、VAR の判定の結果、ミナがオフサイドと判断され、ゴールは認められませんでした。

試合初期の危機を乗り切ったパルマでしたが、34 分に再びピンチに直面します。左サイドでのパスのやり取りからルブンボがクロスを出すと、ゾルテアがヘディングシュートを放ち、ゴールを決めました。

1 点差で後半に入ったパルマは、62 分に試合を同点に戻します。ボックス左横でボールを受けたクリバリが巧みなステップでボックス左奥へ切り込み、マイナスに折り返します。最後にデニス・マンが冷静にゴール右隅にシュートを放ち、ゴールを決めました。

同点になって勢いを取ったパルマでしたが、再びスコアを更新したのはアウェイチームのカリアリです。75 分、右サイドからカットインしたアドポの横パスを受けた R・マリンが、ペナルティエリア左からコントロールショットをゴール右上に突き刺しました。

再び追い上げる展開となったパルマは 83 分にチャンスを得ます。左クロスのこぼれ球に反応したシャルパンティエが DF のパロミーノにペナルティライン付近で足を蹴られます。主審は最初に FK を宣告しましたが、VAR の判定の結果、ボックス内でのファウルと認められ、パルマは PK を獲得しました。この PK をエルナニがゴール右隅に決めました。

試合終盤に再び同点に戻したパルマでしたが、直後に再び失点を許します。87 分、ヴィオラが右サイドに展開したボールを受けたアドポが素早く中央へパスを送ります。このパスを受けたガエターノがバイタルエリアまで持ち上がり、ラストパスを出します。ボックス右から侵入したピッコリがダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺しました。

結局、試合は 2 対 3 のスコアでタイムアップとなり、パルマは敗北を喫し、カリアリに今シーズン初勝利をもたらしてしまいました。

パルマ 2-3 カリアリ
【パルマ】
デニス・マン (後 17)
エルナニ (後 42)【PK】
【カリアリ】
ナディル・ゾルテア (前 34)
ラズヴァン・マリン (後 30)
ロベルト・ピッコリ (後 42)

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