21 日、セリエ A 第 5 節において、パルマはレッチェとのアウェイ戦に臨み、最終的に 2-2 で引き分けた。この試合で、パルマの GK 鈴木彩艶は全試合出場した。
前節のウディネーゼ戦で 3 失点を許し、連敗となったパルマは、ナポリ戦で退場処分を受けた鈴木彩艶が出場停止解除後、今試合で先発復帰した。
1 勝 1 分け 2 敗の成績でスタートしたレッチェに対し、パルマは試合開始から攻勢をかける構えだった。15 分には、鈴木彩艶のフィードをきっかけに、ミハイラが GK に近い位置でシュートを放った。
その後 19 分には、ボニーが DF をかわしてオンターゲットのシュートを行ったが、32 分にパルマは失点を許してしまった。ラマダニのスルーパスに対応できず、ドルグがボックス内に侵入し、鈴木彩艶との一対一で勝ち、パルマは 1 点を落とした。
パルマが 1 点ビハインドで迎えた後半、試合開始 2 分で数的優位になった。しかし、ジルベールがボールと関係のない場所でカンチェッリエーリをチャレンジし、一発レッドカードを受けて退場してしまった。
その後 58 分には、パルマも退場者が出た。ロングカウンターを受けた際、ドルグの突破を阻止しようとしたカンチェッリエーリが一発レッドカードを受け、試合を退場した。
このプレーで与えた FK をクルストビッチが弾丸シュートで決め、パルマは 2 点を追われる展開となった。
パルマはなかなか好機を作れず苦しんでいたが、追加タイムのピンチで鈴木彩艶がクルストビッチとの一対一を防ぎ、直後にアルムクヴィストが 1 点差に迫るゴールを決めた。そして、ラストプレーの同 5 分に劇的な同点ゴールを奪った。鈴木彩艶がパワープレーで上がった CK から、エノーのダイビングヘッドシュートが決まり、パルマは敗色濃厚な状況から逆転し、勝ち点 1 を獲得し、連敗を止めた。
レッチェ 2-2 パルマ
【レッチェ】
パトリック・ドルグ (前 32)
ニコラ・クルストビッチ (後 14)
【パルマ】
ポントゥス・アルムクヴィスト (後 48)
アントワン・エノー (後 50)