インテルは 28 日、セリエ A 第 6 節においてウディネーゼとの対戦をアウェイで行い、3 対 2 で勝利を収めました。
前節のミランとのダービー戦で敗北し、今シーズン初めての敗北を経験したインテルは、3 日後にチャンピオンズリーグのツルヴェナ・ズヴェズダ戦を控える中、ほぼベストメンバーで試合に臨みました。
前節にローマに敗れて首位を失ったウディネーゼに対し、試合開始わずか 43 秒でインテルは先制しました。ダルミアンのスルーパスを受けて抜け出したフラッテージがゴールエリア右に侵入して放ったシュートが、GK のオコイェの手を滑り抜けてゴールに入りました。
先制した後も攻勢を続けるインテルですが、9 分にはチャルハノールの左クロスからラウタロに決定機が与えられましたが、ヘディングシュートは枠を外してしまいました。
主導権を握っているインテルは、21 分にロングボールを受け取ったテュラムが GK を襲うようなシュートを放ちました。28 分にはサイド攻撃で相手を揺さぶり、ラウタロがボールを落としたところをフラッテージがダイレクトでシュートを放ったものの、枠を捉えきれませんでした。
すると 35 分にウディネーゼが同点となりました。右サイドのゼムラのインスウィングクロスから、カバセレがヘディングシュートを決めました。
ほぼ一方的な展開でありながらも追いつかれたインテルでしたが、前半の最後のプレーで逆転に成功しました。追加タイム 3 分、ムヒタリアンのパスカットからショートカウンターに転じ、ディマルコの左クロスをラウタロが合わせてゴールを決めました。
ラウタロの今シーズン初ゴールで 2 対 1 とリードして迎えた後半、開始 2 分で決定的な 3 点目が決まりました。テュラムがロングボールを受け取り、ラストパスを送り、ラウタロがシュートを決めきりました。
ラウタロのドッピエッタでリードを広げたインテルは試合をコントロールしていましたが、71 分にはラウタロがループシュートでトリプレッタに迫りましたが、GK にセーブされました。83 分には 1 点差に迫られました。ルッカにディフェンスライン裏を突かれ、そのままゴールを決められました。
それでも 3 対 2 で勝利を収めたインテルは、ダービー敗戦からバウンスバックを果たしています。
ウディネーゼ 2-3 インテル
【ウディネーゼ】
クリスティアン・カバセレ (前 35)
ロレンツォ・ルッカ (後 38)
【インテル】
ダビデ・フラッテージ (前 1)
ラウタロ・マルティネス (前 48)
ラウタロ・マルティネス (後 2)