アーセナルに所属する日本代表 DF の冨安健洋に対して、ユベントス、ナポリ、インテル、ミランなどのチームが興味を示しており、来年 1 月に移籍する可能性があると報じられています。しかし、英メディア『フットボール・ファンキャスト』は、来夏の移籍市場で売却される可能性の方が高いという見解を示しました。
冨安は 2021 年 8 月にボローニャからアーセナルへ移籍しました。昨シーズンは公式戦 30 試合に出場し、2 得点 3 アシストを記録しました。アーセナルでは主に左サイドバックのポジションでプレーし、シーズン終盤には 4 試合連続でフル出場を果たしていました。しかし、今シーズンはプレーシーズン中の怪我で出遅れ、夏の移籍市場でボローニャからカラフィオーリが加入したことや、負傷離脱していたオランダ代表 DF のユリエン・ティンバーが復帰したことで、冨安はアーセナルでの立場が危うくなっていました。
すでにアーセナルはリーグ戦の 5 試合を終えていますが、依然として冨安の復帰の目途は立っていません。同メディアによると、「アーセナルは最近、冨安の出場可能性とフィットネスの履歴に懸念を抱いており、それが彼らに思い切った行動を取らせる可能性がある」とのこと。ただし、「アーセナルは早ければ来年 1 月にも冨安を売却する可能性があると考えられていますが、その可能性は低く、現状では来夏の移籍の可能性が高い」との見解を示しています。そして、「冨安はセリエ A の強豪チームからも関心を集めています。ミラン、インテル、ユベントス、ナポリがいずれもこの 25 歳の選手に注目しており、近いうちにこのワールドクラスの選手をイタリアに連れ戻すチャンスが訪れるかもしれない」とし、移籍先はイタリアが有力との見解を示しています。