バルセロナの元指揮官であるシャビ・エルナンデスが、AS ローマからのオファーを断っていたようです。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が現地時間 24 日に報じています。シャビは、23/24 シーズンの終了とともにバルセロナの指揮を辞め、現在はフリーの状態にあります。
44 歳のシャビは、2021 年 11 月にバルセロナの監督に就任しました。22/23 シーズンにはラ・リーガ制覇に導きました。それでも昨シーズンは不安定な戦いが続き、1 月にはシーズン終了後に指揮官の座を降りることを発表しました。しかし、退任発表後に成績が上向き、一転して 24/25 シーズン以降も指揮を続けることが発表されましたが、財政難に苦しむクラブの状況について発言したことが、ジョアン・ラポルタ会長の逆鱗に触れたと考えられ、解任が発表されました。
昨シーズンは波乱万丈のシーズンを過ごしたバルサのレジェンドであるシャビに、ダニエレ・デ・ロッシ元監督を解任したローマがオファーを送っていたようです。同メディアによると、ローマはクラブのレジェンドであるデ・ロッシの後任としてシャビを考えていたようですが、シャビはこのオファーを断ったということです。
他にも、スペインメディア『Mundo Deportivo』は、イタリアからの報道を伝えた上で、「ローマの最終的な決定は、クロアチア人のイバン・ユリッチを選ぶことになりましたが、シャビの他にも、フランチェスコ・ファリオーリとステファノ・ピオリという 2 人のイタリア人監督も検討していました。シャビと同様に、彼らも現在のところセリエ A の 5 試合で 6 ポイントしか獲得していないチームを引き受ける意欲は示さなかった」と報じています。
